風変わりな瓦を造り商店が在る建物から更に５０m位進むと亦信号の無い交差点に出てきまして立ち止まり、交差点に立って左右を伺うと左側に目的の或る場所を見付けました。
或る場所とは、7月１８日に猫の居る梅宮大社内に奉納されて居る酒樽の銘柄を見ていると思わぬ会社名を見付けて或る俳優の実家が造り酒屋を営んでいる事を知っていたのでピンと閃き、今日事実で在るか実証見聞する為に伺いました。
前回の記事を貼り付けています。
kinki-buraaruki.hatenablog.com
本当に洛中に唯一在る酒造会社です。
洛中とは、其の昔に豊臣秀吉が帝の坐御所近くに政務を司る聚楽第を普請する以前に御所を中心に御土居と呼ばれる塀で囲んだ地域を洛中と称する様に成り、この御土居を洛中として東西南北に地域を洛外と取り決めました。
今でも京都市民の自意識に御土居の外の住民は京都人じゃないと言う偏った自己中心的なプライドがあり、議論を醸しておりテレビ放映中に於いても京都市出身同士の俳優の間でも言い争いが起きるほど見苦しい光景を見せ付けられました。
玄関のガラス戸に貼り付けられている三匹の猫は、佐々木酒造株式会社のモデル猫でして、二十数名居る従業員のメンバーの中に数えられている歴とした従業員です。(笑)
いざ中に入ろうと身構えると、視線の中央に何じゃそりゃと玄関越しに或る俳優が出演しているドラマ作品のポスターを張り付け、其のポスターの俳優は見覚えの有る個性俳優です。
余り判り辛いのでつい最近発表された９月３日公開作品のポスターを用意していますので拝見して下さい。
ABC系列朝日放送放映の沢口靖子主演ドラマ「科捜研の女」が劇場化され、其の相手役に指名されたのが此の造り酒屋の次男坊佐々木蔵之助で有る。
この個性俳優の集まる作品に於いて、引けを取らない演技を演じています。
彼を俳優として認識したのが此方の作品で主演妻夫木聡のどうしようもない貧乏旗本の兄役で貧乏神と疫病神の祟を押し付けられた自己中の兄役で面白おかしく演じて居るので役者としての個性と将来性を感じました。
当初、長男が相続放棄していたので本人が会社を継ぐ為に農業系の大学に進学したが演劇の興味に嵌り、会社相続を辞退して直ぐ下の弟(三男)に押し付けて俳優業に邁進。
父親も不肖不肖と言いながらも諦めて佐々木を応援した。
其の見返りとは、役者名は父親が自分の家の家業と大石内蔵助の一字を取って佐々木姓に蔵之介と命名した経緯があり、佐々木蔵之助が出演した作品を店内に貼り付けて応援し、亦蔵之介を会社の広告塔に仕立てた経緯が有ってお互いウィンウィンで蔵之介も実家に貢献して自分の出演した作品とコラボして期間限定の商品を販売させました。
次回の投稿は、中の様子を投稿しますので乞うご期待下さい！
