今では其の存在も忘れ去られそうに成って居る大映特撮映画「大魔神」をシンボルに此の通りを大映通り商店街と命名して再出発した商店街の嵐電帷子の辻駅寄りに在る生鮮スーパー「フレスコ」の店頭に佇んでいる大魔神像です。
昼食を摂ったキッチンハウスうずキネマ館から帰路に着く嵐電帷子の辻駅側に生鮮スーパーフレスコが在り、其の店頭に大魔神像が佇んでいます。
あれ?何か違和感が有ります。
コロナ疫病蔓延で今年で2年目を迎え、此の京都は観光立国の土地なので物凄い甚大な経済危機に陥っており、八坂さんのご利益と大魔神の荒御魂で魔を滅殺を祈願して居る様です。
話は逸れますが、今或る俳優が大御所俳優として現役で活躍しており、CMでも顔出し演技で達者な姿を見せてくれています。
この大魔神シリーズは、3部作と言われていますが、三作目で打ち切ったとう言うのが実情で、経費を抑える為にキャストの人件費をケチった為に映画の内容が薄ペッらと受け止められ入場客数が激減で打ち切らざる得ないとして3作で終了しました。
東宝ゴジラシリーズも同じ手法を採用した為に、人気が陰りが出て更にキャスト人件費をケチった為に悪循環で子供だけの観客動員と成って右肩下がりで昭和ゴジラシリーズは打ち切られた経緯が在り、其れよりも早く大魔神・ガメラシリーズは打ち切られて居ます。。
第一作目は、主演は青山良彦と高田美和の新人を据え、脇を藤巻潤、悪役を五味龍太郎と遠藤辰雄(太津朗)で支えて作品と成して成功。
湖の底が割れて大魔神が出撃シーンですが、十戒の紅海が割るシーンからヒントを得た特撮シーンが話題に!
魔神像が破壊されたが、身の安全の加護を得て祈願して居るシーンです。
首領を人質にして外へ出るシーンです。
主(本郷功次郎)と共に船で脱出した隼人(平泉征)が船を漕いで神の坐する島へ向かうシーンです。
島で見つかって、見せしめの為に火炙りの刑を受けるシーン。
大魔神に我命と引き合えに許嫁と囚われた兄と民衆の開放を懇願し、其の願いが聞き届けられて大魔神がヒロインを火刑から開放するシーンです。
大魔神の出現で首領と手下が恐れ戦くシーンです。
2人の最後は、両名とも酷い最後を遂げて作品は終えて居ます。
第二作目は藤村志保と本郷功次郎を軸に、脇を内田朝雄と大映ューフェイス平泉征で悪役を神田隆で固めて二作目もヒットしたが、第三作目が子役を起用したのが間違いだった。
その子役も日本中の少年少女の間では人気の高い二宮秀樹(マグマ大使でガム役で出演)と無名子役3名で、脇を北林谷栄、悪役を安部徹と名和宏と固めていても女優と言う華が欠いているのでどうしても作品に盛り上がりが掛けて観客動員に拍車が掛からないと言う悪循環で伸び悩んだ為、次回作は制作せずに打ち切りと成りました。
出演者の殆どは、今では大半が鬼籍に入られ、残されたものは俳優業を廃業する者が殆どで、唯一人元大映俳優の最後の生き残りとして今も番組や映画で活躍されて此のお方です。
このお顔を観たら知らない人が居ないと思われる大御所俳優と成られた平泉征氏です。
今は、昔の五社協定の枠に囚われず数多くの映画会社作品に出演されており、只今放映中の郵便物の配達で元気に出演されて居ます。
次回の投稿が最後とし、松竹映画スタジオの外観を撮影した映像を紹介します。