昨日、夕食を摂りつつ、ブログを投稿さながら横目でアナログ大魔神を視聴しました。
ブロ友さんから「ゴジラVSキングコング」を鑑賞した後に次回の上映予定が紹介され、「妖怪大戦争ガーディアン」に大魔神が復活すると情報を受けて情報収集してみると、復活する大魔神は似ても似ていない不出来な大魔神でして、所詮CG(コンピュータ・グラフィック)で描く様な代物で人間の温もりが感じない機械仕掛けの様なエセ大魔神が映画画面に登場するのです。
「妖怪大戦争」と「大魔神」は大映が版権を有していたが、角川が買い取って新たに16年前に神木隆之介を主人公に据えて復活しましたが、今ひとつ出来栄えがブサイクで不人気でした。
今回、16年ぶりに寺田心君を主人公に据えて脚本も前回みたいな独り善がりな作品じゃないですが、其れでも機械から化石に置き換えて妖怪獣として登場させて対決を迫る内容です。
オリジナルは、バビロニア吸血大妖怪ダイモンが機械と妖怪の合体獣に置き換わり、今回は化石との合体獣の化けただけで内容としてはお粗末なので、添え物として大魔神を復活させたみたいです。
是れが、三池崇史のイメージした大魔神みたいですが、所詮オリジナルリアルタイムで鑑賞した事が無い者が想像しているので限界が在るみたいです。
上4枚の映像は、第二作「大魔神怒る」の登場シーンで、「十戒」の紅海が割るシーンのアイデアをしっかり模写されており、元来は島から登場しなければ成らないのだが、元の御神像が破壊されて湖中に砕け散っているのだが、縛されて暫く経ってから青天の霹靂で稲光が御神像が散らばった辺りに落雷して湖中から水柱でて紫色に光を放ち、其れから通常に収まった。
その時点で魔神像が、復元されたと言っても過言でないでしょう。
後は見ての通り、乙女の涙が引き金に成って大魔神が復活して暴れまくる。
第一作「大魔神」は、山奥深く断崖に武人像が大魔神に変貌して無差別に暴れまわり、最後に諸悪の大舘左馬之助:五味龍太郎を鷲掴みして籠城の門に貼り付けて楔で止めを刺すのが圧巻です。
何故、このシーンを抜粋したかと申しますと、悪人御子柴弾正:神田隆を誅するのに股下から火矢が走り出して船ごと焼き殺すシーンで、何か悪人に罰を下すのに生温く感じました。
誅殺されたのは、大舘左馬之助:五味龍太郎があの楔で胸を刺し貫かれて絶命。
第一作と第三作は、鋭利な物で胸板を刺し貫く酷い罰の下し方で勧善懲悪の懲らしめ方で大団円で物語が終えて居ますが、第二作はもう一つすっきりしない終わり方でした。
藤村志保、本郷功次郎、平泉征の御三方が出演しており、役者をリタイヤした方、鬼籍に入られた方、まだ現役で」バリバリに頑張られて居る方と三者三様で映画史に其の名を刻んでいるレジェンド俳優達です。
観終えて、不出来な新作よりもクラッシクなオリジナルがやはり良いと思いました。