建礼門から西側を垣間見ると蛤御門が見えて参ります。
此処で新時代を巡る主導権争いを巡る血で血を洗う戦役が勃発しました。
先の投稿でも紹介した清水谷家の椋の木ですが、蛤御門との中間地点で京都御所建礼門と蛤御門を両睨みして伺って居ます。
京都御所内側の蛤御門前に建てられた鑑札です。
本当は、この間に馬上に跨る西郷吉之助の映像が欲しいのですが、適当な映像無かったので割愛しました。
余談ですが、銃口を向けている山本覚馬ですが、此の御仁は後に京都府議会初代議長に就任し、京都の産業及び学術に尽くしました。
又、山本覚馬の実妹山本八重は、同志社大学創始者新島襄に嫁ぎ、京都の学問と医療活動に従事して多大な貢献を行いました。
蛤御門の門扉には、この戦いの激しさを示す傷跡として銃痕の跡が残存されて居ました。
京都御所の外から蛤御門を仰ぎ見ました。
次回の投稿は、蛤御門越しに見えた光景を紹介します。