前回の投稿は、金堂から南大門の入口の延長戦上に位置するお大師像が在る霊場を伺いましたが、今度はもう一度金堂沿いを歩いて東寺の東寺足る場所へ視線を移し、其処へ足を運びました。
金堂の真裏に在る講堂で、其処で納経帳を差し出したら御朱印を記帳して下さる御朱印所を兼任する礼拝堂です。
其処にも巨大な仏像など数体安置され、仏像の真後ろには金剛界・胎蔵界曼荼羅図が掲げられ訪れる者の目を釘付けにするのです。
金堂・講堂の真横に在る聖域で、東寺の東寺足る場所が此処と後から映像で紹介する場所です。
まずは、此方は帝(天皇)の勅使(使者)を迎える御所と呼ばれる所です。
門は、平時は何人も通ることは罷りならんと言う事で閉ざされて居ます。
此方が、東寺の東寺足る場所で、嵯峨天皇から官寺として羅生門を東西に分けて東のエリアを下賜され、政を行う政庁としてこの場所が特別に設けられて居ます。
通常は、拝観は一切行われておらず、昨年「ぶらタモリ」と関西ローカル局で中を紹介されて居ました。
後に空海は、修行を行う場所を嵯峨天皇から高野山を賜り、真言密教の聖地として知られる様に成りました。
次回の投稿は、教王護国寺の更に真横のエリアに京都市内に分散している或る信仰の霊場が東寺に内にも札所として存在しており、紹介致します。