３月１日は、給料後初の休日で急いで書店に伺い、其の前から新聞広告で出版予定の刊行本紹介に目が留まり、人気シリーズの或る作品が刊行予定されていたので買い求めました。
誉田哲也著作の姫川玲子シリーズ最新作「オムニバス」
今回は、以前のような長編作品１編で完結手法取らず、数話で珠玉の作品で構成されています。
姫川玲子シリーズで一躍其の名を届かせたのが在の作品です。
１１年前に上映されたスペシャルドラマ土曜プレミアム特別企画 「ストロベリーナイト」（2010年11月13日）で一躍火が付き、翌々年の連続ドラマ「ストロベリーナイト」（2012年1月10日 - 3月20日、全11回）で不動の人気を勝ち得た竹内結子の代表作です。
又、出演する脇を固める錚々たる濃い顔ぶれのメンバーを見れば納得して頂けます。
上記の出演キャストの顔ぶれとキャスト上の相関図を見ると凄い顔ぶれが揃っており、今これだけのメンバーを揃えろと言われても主演女優と脇を固めるベテラン俳優鬼籍に入ってしまったので永遠に実現不可能です。
後の作品１１作も連続シリーズとして１話完結で脚本化され、１１作まで上映されて作品全てが紹介されて居ます。
唯、テレビシリーズ完了後以降に出版された作品に関しては、ドラマ・映画上映化はされておらず、原作を読んで頭の中で空想として映像化しています。(笑)
出演するキャスト陣の中で一際異彩を放つのが遠藤憲一が演ずる日下刑事と武田鉄矢演じる公安上がりの無頼刑事ガンテツと渾名される勝俣健作のキャラが余りにも目立ち、最新作で顔ぶれを一新したが前任者のイメージが強烈過ぎたので番組としては転けてしまい、低視聴率で這う這うの体足らずで散々の評価で有った。
今回出版された著書は、先にも述べた通りストロベリーナイト級の猟奇殺人事件が殆ど無く、奇怪な自殺未遂に関わった関係者の過去が姫川玲子の推理と洞察力で鎧が次々剥がされて関わった女性が殺人を犯している事が判明するなど、奇想天外なストーリーが数篇数珠繋ぎで繋がっている事件が枚挙暇なく紹介されて居ます。
