近畿ブラ歩き

近畿の名刹、名所、催しを見聞するブログ

26日に「将棋界の長~い一日」が実施されます。

昨年は、B1組で全勝で昇級した渡辺2冠が全勝でA組で優勝し、豊嶋名人と名人戦7番勝負で4勝3敗で豊嶋名人を破り、苦節10年でヤット名人に挑戦して一発で名人位を獲得して感慨が深かったと思います。

 

豊島将之竜王(5勝3敗)-○佐藤康光九段(4勝4敗)
羽生善治九段(3勝5敗)-○広瀬章人八段(6勝2敗)
三浦弘行九段(1勝7敗)-○菅井竜也八段(4勝4敗)
佐藤天彦九段(4勝4敗)-○糸谷哲郎八段(4勝4敗)
稲葉陽八段(2勝6敗) -○斎藤慎太郎八段(7勝1敗)

 

今年も最終局を残すのみで、既にB1組の降級者2名が早々に確定する異例な事態が起きており、毎年名人挑戦者と降級者が誰に成かと話題で盛り上がりますが、今年は誰が名人挑戦者に成かの一点のみで盛り上がりに欠けます。

 

今年の見所は、すんなりと優勝が決まるか、はたまた勝敗が並んでプレイオフに縺れ込んでの興味は一点のみです。

今年の8局までの戦績は、7勝1敗で今の所1位で挑戦権が一番近い昨年B1組からA組に昇級したての斎藤慎太郎八段と過去に王位と竜王位を獲得した6勝2敗の広瀬章人八段に絞られ、何の因果か斎藤慎太郎八段と対局するのが陥落者の稲葉陽八段との対局が予定されており、何方もつい最近マスコミに取り上げられた大阪市福島からJR高槻駅近辺に移転する関西将棋会館を拠点に置く関西出身棋士で在る。

其の日は、関東の温泉旅館を借り受けて一斉対局が予定されており、新聞各社及びマスコミ関係が旅館で待機して全対局を伺う一日と成ります。

結果は早ければ、当日か翌日に判明します。乞うご期待と言った所です。