近畿ブラ歩き

近畿の名刹、名所、催しを見聞するブログ

令和3年1月21日初弘法①

年末は、納め弘法には参る事が出来たが、終い天神には業務の為にとうとう参詣する事が叶いませず、致し方なく初弘法に切り替えて参ろうと計画を実行しようとした矢先、国が2度目の緊急事態宣言を発令し、全国通津浦裏イベント・行事の諸般をまたも取り止めると言う事態に成り残念至極で御座います。

為らば、遊興も兼ねて参ろうとしていた初弘法は、正味の巡礼と成りまして大凡人が集まらぬつまらない物と予想していたが、最寄りの近鉄東寺駅を下車した途端平時の空気が漂い、道道歩きながら様子を伺ったが東寺界隈の平常の一日で有りました。

 

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東寺駅から東寺表玄関の南大門に辿り着くと、やはり思っていた通り市は取りやめられてコロナ感染防止の勤めて居る模様であった。

 

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界隈の住民が行き交う光景だけで、東寺に参内する巡礼者の姿が皆無である。

 

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九条通に沿って人の通行の在る通行路を左右見渡し、本当に自分は東寺に辿り着いたのかと東寺の軒下に吊るされている大提灯と左側に取り付けられている南大門の鑑札を見切らべ、間違いなく21日の縁日(東寺弘法市)に来ているのだなと確信し、正面を見据えると粗れもない光景が広がっているのでは無いか。

 

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南大門を潜ると眼前には、唯薬師瑠璃光如来が安置されている金堂が眼前に広がる様にして佇み、境内の周りには露店の有様も人の姿も無く、唯金堂のお廟の前で健康祈願と癒しを求めて参詣に参る信者のみの光景で有った。

私も近頃感じる体の老いと衰えが心配に成り、後残された幾許の余生を如何に過ごせる様祈願した。

 

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金堂を離れると、此の場所で何処から順番に伺おうかと思案しました。

次回の投稿をお楽しみ下さい。