見るべき物を見、拝礼する所は拝礼を終え、金堂の真裏に在る講堂へ向かい、参詣の証として御朱印を賜りに参りました。
東寺は、宝物殿以外は何処に入っても入山料・拝観料を摂らない世界文化遺産の寺院です。
ホント、世界文化遺産と言ってもピンキリで、しっかりと木戸銭を得て施設維持費に回す諸寺と違って昔は官営の寺院で有った東寺は民衆の寺院でも在り、ガメツク民衆から小銭を巻き上げる事の無い憩いの場でも有ります。
4ページに渡る見開きの御朱印で、まずは最初は東寺塔頭観智院に安置されている虚空蔵菩薩の御朱印と前回参った西国愛染明王巡礼札所内に在る毘沙門天堂の毘沙門天御朱印です。
次のページの見開きの御朱印は、毘沙門天堂も寺院内に在る西国愛染明王巡礼札所御朱印とお大師像の在る真横に林立したお堂が石清水八幡宮から勧請を受けた南無八幡大菩薩の御朱印です。
この南無八幡大菩薩は、源氏が信奉する戦の神でも在り頼朝や尊氏が厚く信仰を抱いた神仏で有ります。
去年は、3月から緊急事態宣言が発令されて10月までの8ヶ月間は弘法市が取り止められ、やっと11月から再開された矢先に年明けの念頭にまた緊急事態宣言が再度発令されてまた弘法市が中止と成りました。
今度の再開は、早くて3月21日からの再開が見込まれますが、其れすら予想で有って未定です。
今度は、サクラ咲く4月か風薫る5月に参詣出来れば嬉しい限りです。
是れにてダラダラと伸ばして来ました投稿も是れにてお開きとさせて頂きます。
次回からの投稿は、NHKで放映された西川貴教が市内を回った「いけずな京都旅」を検証しながら北野天満宮界隈から京都御所を南下しながら面白い物可笑しい物珍しい物知らなかった物を訪ね歩いて見聞した事を投稿して参ります。