近畿ブラ歩き

近畿の名刹、名所、催しを見聞するブログ

2月3日吉田神社の節分に参詣しました

古都京都に於いて、京都大学キャンパスが在る場所の奥に吉田山が在り、其の場所に鎮座する吉田神道発祥の吉田神社の神事節分祭は洛中洛外に住まわれている市民に取ってはこの季節で行われる神事が、六道珍皇寺のお盆に迎える御精霊と同じ意味を持つ地元信仰でして、其処いらの神社と違って同じ節分を神事として執り行っている意味合いが違って来ているのです。 其処いらの神社の一つお稲荷さんが節分祭を執り行うのは違和感が有り、狐と節分がどう関係が有るのかと考えるとおかしいです。 狐は五穀豊穣祝う神使の象徴でして、魔を払う神事とはかけ離れて居るにで肖り神事としてえびすさんや天満宮でも今では当たり前の様に肖り神事が行われているのですね。 昨日は、南海、大阪メトロ、京阪、京都市営バスを乗り継いで京都大学キャンパスの狭間に鎮座している吉田神社へ参詣に行きましたが、是れは是れは物凄く人が多く行き交いしており、キャンパスの狭間を通っている東二条通を老若男女が行き交い、其の中に目に付いたのが幼い男児よりも女児が非常に多く目に付き、女児が多く生まれる時代は平和で安定している時代の象徴として捉えられており、年若い女子中高生の姿も男子よりも多く目に付き,其処には多くの飲食の露店が佇んでおり、其処で立ち喰いの様子がコロナ禍から解放された事を印象深く感じられる。 私は、昨年末二度違う箇所の腰痛に見舞われて歩くにも支障が出て来て、そそくさと軽快に歩く事が出来無い様に成り、一歩一歩踏みしめて歩き、一段一段手すりに掴まってお山の上にある神社境内に向かいました。 上埜神社境内は、拝殿まで向かう参拝者の列が蜷局を巻き、福豆も購入するにも列を為して並んでいるのですよ! 私は、時間を要して並ぶのを止めて、拝殿前に設えている遥拝所で参拝し、福豆を求めるために二股に分かれて並んでいる列の右列に並び、十数分を要してヤっと福豆を購入する事が出来、境内では大安の千枚漬けのお店が漬物を販売していたので赤かぶと白菜のぬか漬けを買い求めました。 帰り際に、先程並んでいた場所の右側を伺うと、とても珍しい物を見出しました。其の物は普段は天満宮に在る撫で牛ですが、吉田神社では撫で鹿に成って居ました。 何故撫で鹿なのかよ申しますと、吉田神社の祭神が関係しており、戦いの神様建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)、、とワンセットで伝えれて居り、鹿が建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)、を背負って藤原氏の勧請で鹿島神宮から出向いたとされており、本所は春日大社なのですが、吉田神社も祭神を建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)、としているので必然と其の様に受け取る事が出来るのですね。 帰りは、市バスで京阪祇園四条駅前で下車し、其処から少し歩いて阪急で帰路に着きました。