近畿ブラ歩き

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将棋棋戦で2敗失格の敗者復活ルールを適用した棋戦は承知していますか?(笑)

囲碁では、産経新聞社主催の囲碁十段位戦が1期から49期まで敗者復活戦を適用していましたが、50期以降今期2023年61期まで普段のトーナメント戦で運営されて敗者復活ルールが有る棋戦が消滅しました。 将棋では、八大棋戦有る内で2棋戦が敗者復活ルールを盛り込んで棋戦を面白くさせており、其の中でも敗者から挑戦者に返り咲いてタイトルを取る棋士も出てきているので面白いルールで有ります。 一番最初に適用したのが棋王戦でして、2期~17期まではベスト8まで勝ち上がった棋士までが適用ましたが、18期~今期49期に亘る現在までベスト4で制限かけて決勝まで勝ち上がった勝ち組と敗者復活戦勝者に拠る変則3番勝負を行ない、復活組は其処でも1敗喫したら其処で対局が終わって勝ち組有利ルールで運営されており、中に2連勝して敗者復活から勝ち上がって挑戦者に為る棋士も出て来て五番勝負を面白くしています。 将棋棋戦で最大規模で運営されている竜王戦でも敗者復活ルールを適用されており、何処で適用しているかと申し上げますと、ランキング1組戦では優勝者及び準優勝者が文句なしに挑戦者決定トーナメントに優先的に出場権利を得ますが、準決勝で負けた敗者は3位組で出場権争い、2回戦で敗退した者は其の中で出場権を争う4位組に回り、初戦敗退棋士でもトーナメント出場出来る5位敗者復活ルールで争う決定戦が有り、一例を申し上げると羽生善治九段が1組末席の5位で出場してトーナメントを勝ち上がって竜王位挑戦者に成った事例が起きており、ランキングは1組から6組まで有って、まず挑戦者決定トーナメントを出場する優勝を決め、後はランキングに応じて優先権で出場する資格者が決められて挑戦権を争う資格者を確定させる。 其処で一段落して各組(1組から6組)に於いて昇給者と降格者を決める敗者復活戦を行ない、来期の出場枠を決める対局が行われるので名人順位戦竜王位ランキング戦に於いては予選を行わなくて来期は其の儘mの体制で運営出来るのでお金と時間が掛かるので棋士たち取って一番良い環境で将棋させるので主催様々ですよね! 将棋も囲碁もリーグ戦もトーナメント戦の出場を決める予選を行われ、主催者の少ない予算で棋戦が運されているので余り大規模な運営が出来ず、対局する回数もほぼ確定されており、勝者優位の力関係が働いており、敗者は働く場所を閉ざされて給金を得る機会を得る機会が無くなる弱肉強食の世界で生きていく過酷な世界です。 弱ければ弱いほど働く機会を閉ざされるのが将棋界でして、其の点囲碁は最弱の棋士でも年数局の対局を用意されているので自分が引退すると宣言するまで現役で居られるぬるま湯の世界でも有ります。一体どちらが良いか解りませんですね?、