近畿ブラ歩き

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女流タイトル戦七番勝負優勝賞金が1500万円の行方

先週、王位戦と清麗戦のダブルタイトル戦が同日の行われたが、結果王位は藤井竜王名人、清麗戦は里見五冠が防衛しましたが、今日同じ対戦相手で白玲戦七番勝負第1局が始まり、挑戦者西山女流三冠を相手にせずにがっちりと頭を押さえ付けて先勝しました。 優勝賞金が、男性棋戦の七番勝負の優勝賞金額を凌駕する大型女流棋戦で、白玲位の1500万円に組するはめいじん位と竜王位だけでして、如何に将棋タイトルが囲碁よりも下に扱われているかと言う情けない証明です。 其れでも近頃、某新聞社が経営が厳しくてタイトル棋戦の賞金総額を惜しんで減額する恥ずかしい醜態を晒した。 敢えて実名は申しません!(笑)囲碁で其れなので、将棋で単独主催だったら運営は如何様に成っていたか?関係者は背筋に悪寒が走っていたでしょうね。幸い、契約金に難色を示していた日本将棋連盟が一旦もう一社と契約を結ぼうと謀っていたが、棋士からの反対者が多数有ったので契約を見直して2社共催で運営を行うと契約を取り交わしたが、去年の本因坊戦が賞金金額と運営を減額縮小したので棋士側も内心しまったと思っていたと思いますが、連盟が保険を懸けた様な契約を締結していたので棋士も連盟も胸をなで下ろしていたでしょうね?!(笑) 男性棋戦でお金の揉め事で数十年に一度揉めて契約を打ち切って沢山契約金を出す会社と契約を結ぶ事は、将棋も囲碁も過去何度か有りました。 将棋界の女流棋士の扱いが酷いので、先にマイナビ社が手を上げ、数年後にリコー社も名乗りを上げ、更に十年の歳月が経て大手ゼネコンヒューリック社が規模大きくして新棋戦清麗戦を立ち上げ、実績が出来たので開催2期重ねて後継主催社大成建設に引き継いで、新たに男性の名人順位戦に匹敵する白玲戦をぶち上げた。 此方の棋戦も3期目に入り、女流最高位同士の高次元の対局と成って賑わせて居おり、棋戦も長丁場で3ヶ月懸けて対局を行うので見応えが有る対局と成って居ます。