近畿ブラ歩き

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あちゃ~最年少で最高段位に昇詰めたよ!

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今日、第92期将棋棋聖戦五番勝負の第3局が開催されており、対局が終局して藤井聡太棋聖が挑戦者名人3冠(将棋名人・王将・棋王)を向こうに回して3連勝で勝利し、棋聖位のタイトルを防衛して最短最年少で最高位九段に上り詰めた。

どの世界でも天才が居るが、将棋の段位は囲碁と違って段位に権威が伴い、囲碁には無い順位と言う秩序が有るので昇段に対して理路整然と説明が成され、逆に日々の生計で窮している棋士パトロンに多寡って食い詰めている事に嫌気がさし、労せずして簡単に食っている行ける仕組みを考案したが、其処が将棋との対極的な段位に対する冒涜を犯し、今の囲碁界の惨状を世界に晒しています。

隣国の韓国・中国も然り、段位の基準となる順位が全く構築されておらず、実力のみで飛び昇段が常態化され、いきなり初段位の棋士が九段に昇段する驚異的な事が常態化されているのです。

幾ら何でも其れは可笑しいだろうと賛否両論が飛び交い、本当に実力が備わっているのなら、最高位のタイトルばかり幾つも獲得する者も稀に居り、大概の棋士が活躍が続かず一発屋状態で鳴かず飛ばずの日々を送っているんだが、何故其の様な事が当たり前の様に罷り通って居るかと言うと、日々の生活に直結しているのです。

段位=能力給・月給に直結し、引退するまで段位に対する月給と対局料が棋士に対して毎月支払われて居ます。

将棋は、実力がなければ強制引退をさせられますが、囲碁は自分から手を上げない限り引退は無いのです。

おかしいでしょう!モット対局したいと乞い願う棋士(ひふみん事、加藤一二三九段)が居り、規定により負けが込むと強制的に将棋界から退去される厳然としたルールが有るので是れも人生なのでしょう!