地蔵院を後にし、来た道を戻って今度は真逆の方向へ向けて世界文化遺産苔寺(西芳寺)と同じ方向に在り、苔寺の手間に位置する鈴虫寺と呼ばれる華厳寺に向かいました。
当初、世界文化遺産苔寺と呼ばれている西芳寺へ拝観しようと計画していたが、寺のホームページを調べると普通に入る事が叶わない事が解り断念しました。
世界文化遺産に認定された時から西芳寺は、寺の宝である苔庭を拝観者から横暴から守る為、保存を主目的に於いて完全予約制に踏み切って大幅に拝観者の受け入れを制限したの期に華厳寺も西芳寺のおこぼれを戴く為、当時の住職が「我が寺に人に見て頂く寺宝が無いと嘆いた」が、知恵を絞って鈴虫の鳴き声にヒントを得て1年中鈴虫が愛でる環境を作って拝観者を誘致する努力を行い、27年?28年の歳月を要して1年中鈴虫の鳴き声が楽しめる環境を再現しました。
其処に拝観者を惹き付けるのに鈴虫を例えての法話を施し、今日現在に至っています。
地蔵院都正反対の方向に足を向けて、要約目的地に辿り着きました。
え?是れ何?どう言う事?
階段を上がると、既に先に辿り着いていた他の来訪者の口々から漏れ聞こえている声を紡ぐと、「コロナの対策で時間調整で拝観者の受入人数を通常よりも制限する為に行っている」と理解しました。
此処(拝観受付口)まで辿り着き、撮影出来るの此の範囲だけで、中はNoPhotなのでカメラを向けての撮影は常識的に御法度ですので撮影は此処までです。
拝観口で拝観料500円支払、拝観口で御朱印貴重の受付も行っていたので初穂料と引き換えに受付番号札を貰い中に入りました。
中に入って座布団に着座して法話が行われる時間待ちの間、ほうじ茶と華厳寺特製の茶菓子が全員に振舞われ、飽和が始まるまで連れが居る者は其の者達と話を行い、独り身の私は周りを視線を配って隅々まで見回しました。
法話が始まると、此の時期ですから是れから近づくお盆と彼岸の話を法話に盛り込み、其れからは鈴虫寺の謂れとなった先代住職の行った鈴虫の1年中活かす養殖に付いて面白可笑しく話を進行させて人間死ぬまで何が出来るかと言う話で締め括った。
此のお地蔵さんは、一体何だと訝られる方もいらっしゃいますが、先ほどの説明で省いたのは此の映像を載せるためでして、此のお地蔵さんを1回きりの願いを込めると願いが叶う霊験在らたかな幸福地蔵大菩薩と言う尊い仏様で、此の華厳寺だけ居る草鞋を履いたお地蔵さんなのです。
願いが叶った方の中には夢の中に出て来願いが叶えられた方が居られると、法話の講師が熱く語られて法話が終えて引き取る物を確認していの一番に外に出て地蔵菩薩立像の足元を確認すると本当に足に草鞋が履かれて居ました。
此方を訪れるリピーターの平均は10~20回が多く、中には50回以上訪れた者が1名居た事には驚嘆しました。
私も気に入ったお寺には何度も訪れた寺院が幾つか有りますが、流石に10回は未だ有りません。