竹林が見える参道を歩き、いよいよ境内に入ります。
まず最初に目に入ってきたのは、どうもお堂みたいですね。
何が祀られているのか更に接近してみよう!
扁額が掲げられ、仰ぎ見るとこの寺院の古刹名と成った地蔵院と揮毫されており、中を覗うと中央に地蔵菩薩の立像が祀られて居り、室町将軍三代(尊氏・義詮・義満)に仕えた幕府の執政管領細川頼之の名が唯一出てくるお堂です。
後で知ったのですが、この寺院は南朝方の女人で後小松天皇の寵愛を受け、一休宗純(俗に一休さん)を身篭って庇護を受けていたが、此の女人の出自が南朝方大忠臣楠正成の縁に連なる者なので幕府から警戒され、其の息子千菊丸(後の一休宗純)を出家させる経緯が在り、出家前まで此方の地蔵院に母子で身を寄せていたと言われている。
境内の奥に更に門が在る庵が見てきましたね。
綺麗な草木が咲いており、庭内閑散としており静かだった。
庵の中の装飾の数々です。
拝観口で戴いた栞と書置きの御朱印です。
次の投稿は、洛西に巡礼して一番訪れた甲斐が在った華厳寺(俗に鈴虫お寺と名が知れ渡っている)の見聞を投稿致します。