ガイドブックを読んで画僧雪舟が手掛けた庭園が在ると記述を読み取り、急ぎ足で駆けつけました。
東福寺から裏側を廻るようにして寺院正面に辿り着くと、丁度先に拝観を終えた方が退出する所に出くわしました。
此方の寺院は、画僧雪舟が庭園の改修を手掛けることで有名に成りましたが、元は藤原不比等を祖とする藤原房前(藤原北家流祖)を流れを汲む摂関の官位を盥回しする五摂家の一つ一条家の菩提寺です。
寺を開基したのは、鎌倉時代末期の動乱(太平記)を生きた公卿一条内経(いちじょううちつね)の菩提寺が、今日に至って居ります。
此れを証明する為に、後で拝受した御朱印にも揮毫されて居ます。
門をくぐる前に、先行きを観ました。
門柱に懸けられて観察。
門から先を伺った参道を行き着けると、直ぐ左を曲がると拝観口兼玄関口に至ります。
同じ様な画像に見えますが、若干角度を違えて撮影しています。(( ´▽`)
此方の庭園が、彼の雪舟が監修した庭園です。
何と地味な造りをされていますね。
なんと見事な筆跡の御朱印ですか!
真ん中には一条家の寺院で、右は内経の法名、左は雪舟縁で在ると書き加えられています。
此れだけでも拝観した価値が在り、この後で此方のご住職と10分以上楽しい歓談をさせて戴きました。
次の投稿は、御寺泉涌寺へ向かう道すがらに、立ち寄る予定が無かった寺院に立ち寄りました。