近畿ブラ歩き

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藤井聡太八冠 百戦百勝成らず

タイトル戦では20戦20勝の常勝将軍ぶりを示しているが、ことトーナメント戦一発勝負の一般優勝棋戦では負ければ終わりの棋戦なので藤井八冠でも例外では有りません。 昨期は、棋聖位・王位・叡王位・竜王位・王将位の五つのタイトルを防衛して棋王位・名人位・王座位の3タイトルを奪取し、4つの一般棋戦を優勝して八面六臂の活躍をしたが、4つ有る一般棋戦ではJT杯日本シリーズは優勝したが、銀河戦と今日の朝日杯将棋オープン戦は決勝戦で敗退して今年は早くも1敗しました。 銀河戦は結果が既に出ていたが、発表がテレビ放映で紹介されるので既に決着が付いており、羽生世代の丸山忠久九段に必敗し、今日は昨年サンドバックで散々叩きのめした永瀬拓也前王座にシッカリ敵討ちに遭い散々たる結果と成りましたね。 準優勝の賞金は、優勝賞金の25%しか貰われず、ヤハリ勝負事は勝たねば成りません。 午前中に投稿した賞金獲得ランキングでは、藤井八冠は、1億8千6百万円以上の賞金を獲得しましたが、其の内の40%は竜王戦5千万円と名人で3千万円超の賞金・対局料及び手当が含まれており、他の5タイトル戦では8千万円弱の割合で当てられており、残りは四一般棋戦の賞金が2千3百万円位の割合を示されており、対局料込の総額で1億8千6百万円A級棋士の給与体系は名人位手当の70%が基準に、B級1組~C級2組までA級の70%、B2組は1組の70%、C級1組はB級2組の70%、C級2組は1組の70%と成りますので、名人100万・A級70万・B1組は49~50万・B2組は35万・C1組は28万・C2組は21万円対局料とは別に毎月個人口座に振込まれる訳です。 其の給与は、全て毎日新聞社朝日新聞両社の年間契約料から算出されており、両社が持ち寄って現状過不足無く名人順位戦が運営されているので囲碁本因坊戦の様な恥辱的な格落ち契約に至っていないのが救いです。が、是れが毎日新聞社が脱退して契約辞めたと成れば将棋連盟の運営に大いに支障を来す事が見えており、そうなる前に新たな契約パートナーを事前に見つける事が必定となるでしょう?