此の火の事を覚えている方は、真に昭和を生きた方ですよ!此の日は、
昭和天皇が
薨去した日でして、昭和最後の1日です。
朝から靄がかった様な朝でして、此の様な朝を体験した事が無く、不思議に思いました。
歳月が過ぎて後で知ったのですが、漫画家
大和和紀作の
光源氏をモデルにした「あさけしゆめみし」と言う作品ですなわち
源氏物語の最後の章で陽光が射した靄霞が被った穏やかな朝が来て、滅多にお目にかからない事で、貴人が身罷ると此の様な現象が希に起こると言い伝えられ、
光源氏の愛妾明石の御方が
光源氏の成仏を其の時に悟ったと記述されています。
嗚呼、そうなのかと感嘆しました。本当に真に不思議な1日でした。