近畿ブラ歩き

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将棋王将戦七番勝負もいよいよ佳境に突入

一昨日、王将戦第4局で羽生九段が勝利して2勝2敗のタイに戻して第6局の対局が確定した。 第2局、第4局に勝って、藤井五冠の伝説を一つずつ崩しに懸り、ひょっとすると4勝2敗若しくは4勝3敗で王将位を奪取するかもしれない予感をいだくしょうりです。正に羽生マジックが炸裂して、往年の輝きを放っています。 其れも封じ手に掛かる時間帯に悩ましく怪しい一手を放ち、藤井王将に長考させた挙句、過ちをさせる封じ手をさせた。 渡辺名人も棋王戦の第1局で敗因が無い様な状況で第1局を落とし、羽生九段も第1局・第3局がどれが敗着になるのか見いだせない内容で負けたので今回の第4局は、過去のタイトル戦で行われた第3者の局面を研究してこの対局に臨み、未曾有の戦局に持ち込んで藤井王将を翻弄させた。 流石、羽生九段!其処まで踏み込まなければ勝てない相手が目の前にして戦わ無ければ成らない相手なので本当に見ている者でも恐れ入る戦況です。第5局がターニングポイントに成りそうでして、どちらに勝利の女神が微笑むか見物です。