近畿ブラ歩き

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偉大なるは大山康晴十五世名人

3月3日に一斉対局されたA級最終局が行われ、29期維持していたA級の座から転落した羽生善治九段の凋落が目に余る程悲哀で有った。 羽生九段は、大山十五世名人から数々の記録を塗り替えてタダの人に貶めてしまい、記憶から忘れ去られる存在に成ったが、唯一つ羽生九段に追随を許さなかった記録が残った。其れは大山以外では誰も出来なかった記録で名人位とA級在位を含む記録でして、大山十五世名人が残したA級在位44期と言う偉大な記録が燦然と残った。 もう羽生九段では破る事が出来無い記録で、此れから名人位を虎視眈々と狙っている藤井聡太五冠でも塗り替えるには難しい記録です。 中原誠十六世名人でもタイトル数・優勝回数は大山十五世からは何一つ破れなかったが、中原誠名人と羽生九段の共通した事が唯一つ有り、其の事が大山名人を越える事が出来なかった共通点です。 其れは何かと申しますと、50歳を境に体力が衰えると言う事でして、2人とも五十代を境にA級から転落したと言う共通点でして、大山名人を越える事が出来なかった。 其の事が大山名人を一際際立てる事と成り、其の大山名人は亡くなるまでA級に在位して事です。 もう其れこそが超人じみた事で有って、誰も真似を出来無い偉大な事です。 正に大山十五世名人は偉大なりです。