此方の住之江競艇場、日本で公営の競艇場24箇所在る中で日本一の競艇場でして、大概が1955年、56年にほぼ一斉に作られ、此の住之江が一番で、社団法人全国モーターボート競走会連合会会長笹川良一氏の肝いりで此の地に再建されました。
最初は、大阪府内の狭山池に競艇場が在ったが環境不備で現在の住之江に移転した経緯が在り、此のボーターボート競争の売上が生まれ故郷の大阪箕面市の財源に当てられる歪な形と成って居り、大阪市で運営されているのに売上の一部が大阪市の財源に成らないと言う理解出来ない話を聞いた時は全く理解出来なかったが、笹川良一氏の経歴を調べると政治という伏魔殿の力を利用して故郷に錦を飾るという裏技を使ったのだと解りました。
だから此処住之江が、全国24箇所在る競艇場で一番売上が多く、且つ笹川良一の影響力で競艇レースの最高峰に当たるSG(スーパーグランプリ)レースが常時開催されるという歪な業態が罷り通っていました。
此の競艇場行われるSGレースは、当初は笹川賞が第1回開催以降常時、日本選手権(モーターボートダービー)が毎年の様に常時独占開催され、今度は年末恒例の賞金王決定戦がまた住之江で第1回開催以降ほぼ毎年の様に開催される依怙贔屓な様に開催されて一番優遇されて居ました。
モーターボートレースSG(スーパーグランプリ)ボートレースオールスター(笹川賞)&ボートレースグランプリ(賞金王決定戦)のイメージポスターです。
映像を探していましたが、丁度良い事例の映像が見つかりました。
このモノク写真の真ん中に写っているのが笹川会長で、笹川会長を囲んでいるのがやすきよ(横山やすし・西川きよし)コンビで、多分笹川良一に招かれて優勝戦の表彰セレモニーに上がっているのだろうと思います。
何故、やすきよ(横山やすし・西川きよし)が招待されているかと言うと、この当時モーターボート界のスーパースターで艇王野中和夫が横山やすしの同郷(大阪府堺市出身)で中学からの親友で有った事が知れていたので招かれたとゲス勘ぐりで思いました。
私も同じ堺市出身で、横山やすし・野中和夫の出身中学がほぼ本当に近くに私の母校が有ったので嗚呼同じ堺出身者だと親近感が有ります。
丁度、今月末から競艇界の格式ある格付けG1レースが月を跨いで開催される予定で、大阪で開催されるレースなので豊臣秀吉に肖って太閤賞と言うネーミングを付けて毎年開催されているレースです。
場外でもレース結果が判る様に電子掲示板が設置されています。
場外では、レースの出場予定選手のペナントと今CMで放映されている競艇選手の担い手を募集している内容がテントの支柱などに飾り付けてアピールされています。
是れが、最高峰のSGレースの開催と為ると、物凄く派手に飾り付されて開催を盛り上げようとアピールして印象付けようとされています。
次回は、運良く競艇場内の一部がメンテンスの為、施設の一部が解放されてガン見出来る状況と成っていましたので投稿致します。