近畿ブラ歩き

近畿の名刹、名所、催しを見聞するブログ

令和2年12月12日JR琵琶湖線安土巡礼 境内からの眺望

観音様が坐します本殿から出て来て帰路に着こうと思い、辺りを伺うと丁度見晴らしの良い場所を見つけて観音正寺が見下ろす眺望を楽しみました。

 

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此の日は、朝から物凄く薄暗く曇天の天候で、安土まで辿り着いたのは良いが、今日一日天気は安定するかと疑問に思いましたが、帰路に着いた途端ポツリポツリと無常の雨が降ってきた。

未だ、幾分曇りながらも雲の切れ目から五光の様に陽光が溢れて居ました。

此の映像からは、盆地で田んぼばかり見えて居り、囲むように大なり小なり小高い山が幾つも周りに在る状態でした。

琵琶湖を沿って北上すると、此の様な地形が沢山有り、近江は戦国以前から力の持った豪族が犇めき合ったお国柄でしたので山頂に砦や山城を囲って其の土地の武将豪族が存在を示して居ました。

彼の地は、昔から国の命運を懸ける大きな戦さが幾つも勃発した所で、関ヶ原では皇位を巡る壬申の乱徳川家康と豊臣の天下分け目の戦、秀吉の天下取りの賎ヶ岳の合戦、信長の姉川の戦い、叡山延暦寺焼き討ち等日本史に名立たる変遷を刻んでいます。

次回の投稿は、12月なのに名残を留める光景を投稿します。