『宇宙少年ソラン』 主題歌フルバージョン 1965~1967
『エイトマンの歌』克美しげる フルバージョン 1963~1964
名作アニメの主題歌ばかり5曲ランダムでチョイスしましたが、勿論独断と偏見で自分の好みで選びました。
アニメがテレビのブラウンから登場したのが昭和38年(1963年)鉄腕アトムから既に57年の時間が経っており、黎明期にはアニメソング専門に歌う歌手が未だ居らず、本格的に登場するのが昭和45年前後からで、専門的に歌う者が居らなかったので色々と制作会社は伝を頼って歌い手を見つけてきてOPとEDに歌を挿入して完成を観る事に至りました。
適当に自分の好みで選曲しましたが、それぞれのアニメソングには良く目を凝らして注意しなければ成らない事柄や見落としがちな裏話などが沢山見出す事が出来、本当に黎明期なので其の当時無名の作曲家・作詞家・童話作家達が後に大家と大成して沢山見出す成果が得ました。
上から「宇宙少年ソラン」は原作を手掛けた経緯で独立した宮越義勝氏、手塚治虫のアシスタントした経歴で20作以上の作品を世に出し、主題歌の作詞家が安井いずみ氏で有名な詩人です。
作曲家は、是れまた大家でいずみたく氏でして、坂本九・佐良直美・尾崎紀世彦・沢田研二他多数の歌手に曲を提供して数多くの賞を授与する名誉に預かりました。
主題歌を歌唱している、老舗合唱団の上高田少年合唱です。
又、宇宙少年ソランが乗船して地球に遣ってきたエンゼル号から其の当時大ヒットした菓子エンゼルパイとキャラクターマスコットになったチョコボールは森永製菓がスポンサーをしているお菓子です。
「宇宙エース」でアニメ会社をを立ち上げたのが、京都府京都市出身の吉田三兄弟(吉田竜夫・吉田健二・九里一平)が立ち上げたアニメ制作会社、今は会社清算した「タツノコプロ」で、数々のヒット作品にを出した老舗企業です。
長男吉田竜夫と三男九里一平は、本業が漫画家で原作の数々が、タツノコプロのヒット作品にも成り、次男吉田健二は作品制作に当たるプロデューサーとして経営に携わり、兄弟揃ってタツノコプロの社長に就任しています。
OP主題歌で、作詞を手掛けたのが今では知らない者が居ない名作アニメと成った「アンパンマン」の原作者やなせたかし氏でして、作曲は是れまた いずみたく氏です。
主題歌を歌っていたのが、「みすず児童合唱団」&「東京混声合唱団」です。
私が今も記憶にあるのがスポンサーがカネボウハリスのチュウインガムで、某アニメのスポンサーにも成って居り、カネボウハリスのハリスのロゴを取って作品名を改名させて「ハリスの旋風」として放映されており、其の後カラー作品で番組名を「国松さまのお通りだい」と本来あるべき作品名でリメイクして放映に至って居ります。
3作目が、東映動画第一作品「狼少年ケン」ですが、今思えば舞台背景が無茶苦茶な設定と成って居り、ライオンと象が生息している地域でバッテイングしているのがアフリカとインドですが、トラもアニメに登場しているのでアフリカが舞台としては必然として消えてしまい。其処で狼が主人公として登場しているので頭を整理しても無理が在り、理解不能です。(笑)
アニメ主題歌を手掛けて居るのが、当時CM・番組主題歌・童謡等を手掛けていた大作曲家小林亜星氏で、主題歌を歌っているのが「ビクター少年合唱団」で、大手レコード会社専属の合唱団です。
4作目が、「月光仮面」や「まぼろし探偵」の桑田次郎氏、原作が平井和正氏です。
唯、主題歌を歌っている克美しげるが後に殺人事件を起こして芸能界から退場しました。
最後に、押しも押されぬモノクロアニメの大作「鉄人28号」ですが、OP主題歌を担当しているのがコーラスグループの草分け的存在のデュークエイセスで、代表曲が「鉄人28号」他「遊星少年パピィ」「遊星仮面」「忍者部隊月光」が有名です。
ED主題歌&挿入歌「すすめ正太郎!」を熱唱しているのが、是れまた当時名を馳せた西六郷少年少女合唱団です。
西六郷少年少女合唱団は、「少年忍者風のフジ丸」のEDも歌われています。
アニメ黎明期は、アニ専任歌手の存在が稀有と言われる位、居るのか居ないのか判らないくらい時期でして、本格的に出現するのが昭和45年前後くらいからでして、現在ではアニメ四天王と呼ばれて神聖化されています。
追加 ブロ友さんのリクエストで、当初投稿しようとYouTubuを検索して適当な録画なくて止めました。と申しますのも歌詞が付いている録画物凄く長ったのですよ!((*^o^*)
其れもアトムの最終回シーンでして、アトムが地球を救う為に太陽に飛び込む最後のシーンを収録した物でしたので如何な物かと逡巡しました。
作詞は、其の当時売れていなかった谷川俊太郎氏でして、歌は上高田少年合唱団す。
上高田少年合唱団もまた特撮やアニメで歌を良く担当される老舗合唱団です。
売れていなかった谷川氏に主題歌の依頼を行ったのが、「鉄腕アトム」の原作者手塚治虫氏自身でして、後にギャラは幾らになるか谷川氏が手塚氏に尋ねると、手塚氏が小切手に50万円と書き込んだ話は通の方々の間では有名な話に成っているそうです。((#^.^#)