近畿ブラ歩き

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今、之を遣っちゃたら御終いよ!


少年忍者 風のフジ丸[OP/ED]

前回の投稿で、ブロ友さん達のコメントで或る特定の企業名が幾つか挙げられて居ましたが、昔はスポンサーを得る為に現在では固有財産権を無視してでも死に物狂いに遮二無二スポンサー探しが行われて居ましたが、現在では到底許される状況じゃ有りません。

独占スポサーが、独占禁止法と言う法律で縛られて居り、特定の企業から独占的に利益を得る事を禁じられており、複数のスポンサーを募るようにと義務付られています。

或る番組の製作状況を鑑みると、幾つかの事情も事情だけに情状酌量余地が在ったと思います。

原作者が、今では水木しげる氏やさいとうたかお氏の様に貸本漫画家だったと言う身の上で氏の作品に目を留められて制作会社が作品化出来ないかと叩き台に乗せ、スポンサーを募って世に出しました。

其の作品は、其の当時の大学生から当時4歳の私まで虜にした人気アニメと成りました。

此のアニメの原作と成った作品が、下記の映像です。

 

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此の作品のアニメ化となった経緯が、下記の様に記されています。

『忍者旋風(風魔忍風伝)』、『風の石丸』を原作にした東映動画制作のテレビアニメ。モノクロ作品だが、第1話がモノクロ版とは別にカラー版が制作されている[10]。スポンサーは藤沢薬品工業の一社提供で、タイアップのため、主人公の名前がフジ丸に変更されている。キャラクターデザインは楠部大吉郎。放映に併せ久松文雄による漫画も連載された。放映中、3回劇場アニメ映画化。ストーリーのオリジナル化やキャラクター権を東映動画が独占するため、第29話以降白土三平を原作から外している。この一件以降、白土は自作品の映像化に対して厳格な姿勢をとっている。

 

この記述を目にしますと、白土三平氏は、二度東映動画東映動画会社に裏切られている事実が見て取ります。

後者の東映映画会社では、氏の作品「ワタリ」では氏の著作を著しく損なうデザインを施して忍者のキャラクターとして映像にした事が氏の憤りと怒りに触れる事と成り、其の後東映とは絶縁して其の当時TCJ(後のエイケン)で「サスケ」「忍風カムイ外伝」がアニメ化されて人気を博しました。

「風のフジ丸」制作の時に、タイアップした藤沢薬品工業が一社だけと記されていましたが、東映動画がスポンサー藤沢薬品工業に忖度した形に為っていますので、現在の法律で照らし合わせると命名権著作権の侵害に当たり、独占禁止法の優越的地位の乱用と言う3つの法律を犯す大罪に当たり、現在では社会的地位を揺るがす大スキャダル記事として新聞紙を賑わす事態と成って居る事間違いなしですよ!(笑)

この事実で、如何に此方の二社がコンプライス(法令遵守)を捻じ曲げてきたかという事が認識出来たと思いま。