花街上七軒歌舞練場から千本釈迦堂(大報恩寺)の前を通り、千本通まで出て千本ゑんま堂(引接寺)まで歩き、其処で横断して廬山寺通を何度も右往左往しながら行ったり来たりし、やっと目指す参詣地を見出しました。
通称 猫寺と呼ばれて居る称念寺(しょうねんじ)です。
元は、徳川家康と義兄弟に当たる桜井松平氏松平忠正の正室多却姫(久松松平氏)が忠正没後、弟忠吉に再嫁した。
忠吉との間に二子(信吉・忠頼)を設け、家督を信吉に継がせた。
浄土宗に帰依したた松平信吉は、浄土宗総本山知恩院から帰依した嶽誉を住職に迎え、称念寺を開山した。
此の松平信吉は、徳川家康の甥に当たり、母多却姫は家康の実母於大方と久松俊勝の間に出来た娘で他男子三人を設けて居る。
其の縁で、松平性と三つ葉葵の紋が許されて居ます。
門を潜ると、直ぐに本堂に辿り着く。
本堂正面右に、上人像が置かれて居ますが、此の御仁が誰なのか確認して居なかったのが悔やまれます。
御朱印の記帳をご依頼している間、玄関内を伺っていると、徳川氏の縁戚で在ると言う証が、三つ葉葵紋の描かれた漆塗りの筆箱を見出しました。
此のあとは、疲れたので市バスで乗車して一路帰路に着きました。
次回の投稿は、地元境をブラブラと徘徊した光景を投稿して参ります。