近畿ブラ歩き

近畿の名刹、名所、催しを見聞するブログ

明日は、番付編成会議だ!

千穐楽で本割で勝って13勝2敗の成績を挙げて結びの一番で照ノ富士の結果を待ったが、霧島を相手にせずに横綱の貫禄を示した。 琴ノ若照ノ富士の優勝決定戦で琴ノ若が善戦したとは言い難いですが、其れも修羅場を潜った照ノ富士の経験が物を言った。 琴の若の成績は、3場所の成績が及第点に到達しており、仮に12勝3敗の優勝でも32勝で優勝のおまけが付いて間違い無く昇進確実で、13勝で優勝を逃したが、優勝同点で優勝扱いで審判部は満足な成績なので千秋楽打ち上げ後、協会に大関昇進を告げた。 明日番付編成会議でと臨時理事会を経て正式に決定する模様だ。 先代琴櫻(琴ノ若の祖父)は大関昇進後に数場所経て幕内最高優勝し、其れから更に3場所後2回目の優勝を経験したが、怪我などで悩まされて負け越しや九六大関と揶揄され、苦しんだ挙句、同門の横綱玉乃海が急死して北の富士が一人横綱と成り精彩を欠いて低迷した。 貴乃花大関に同時昇進した輪島が台頭してきて先に横綱に成る勢いだが、何を間違ったのか突然急変して2場所連続して横綱に昇進した。 2場所続けて千秋楽結びの一番で北の富士に喉輪攻めで顎を上げさせて最後は後ろに転倒させる物凄い相撲が印象に残り、今もあの日の事が片時も忘れずに脳裏に残っている。 孫の琴の若が、祖父を超える琴櫻と成るかは、大関昇進後数場所で立て続けに2、3回優勝すれば、経験が人間を形成するのだと思います。 負けた悔しさがバネとして相撲に生きるかは、琴ノ若次第で有ると思いますね。