近畿ブラ歩き

近畿の名刹、名所、催しを見聞するブログ

灯台下暗し

今日、買物に行く途中にパチンコ店跡に居抜きで大衆演劇が入っているビルが在り、其処の道をしょっちゅう通っているのに石碑が有る事に一向に気付かなかった。 堺市の環濠中の地域には、戦国時代から安土桃山時代に亘って豪商と呼ばれる大商人が住んでいた邸宅跡が沢山確認され、邸宅の一部が其の儘に現存している場所もあり、嘗ての反映が偲ばれて居ます。 豪商津田宗及、今井宗久・宗薫父子、魚屋(ととや)宗易(後の千利休)、曽呂利新左衛門(豊臣秀吉の御伽衆)、文人では与謝野晶子、勝負師なら将棋坂田三吉錚々たる名前が出てきており、今日買い物途中で通ったビルには江戸末期に活躍した上方歌舞伎の大名跡二代目中村富十郎が住んでいた邸宅跡で在ったと石碑に刻み込まれて居ました。 堺市を深堀してみたら、昭和から令和に懸けて多くの偉人や芸能人。スポーツ選手が輩出されている事が余り知られて居ないと思われますが、女優でも昭和なら沢口靖子、平成なら谷村美月、令和なら今売り出し中の松本穂花等の女優が輩出しているので堺に住んでいる者為らば誇りに思いますね。