近畿ブラ歩き

近畿の名刹、名所、催しを見聞するブログ

令和5年度大相撲九月場所初日

今場所は、横綱照ノ富士不在で3大関3関脇の体制で秋場所が開催されるが、丁度テレビを点けると幕内力士土俵入りが東西入口から力士達が入場し、土俵際まで力士が詰め寄って土俵入りの出番を待っており、出番が始まると先頭力士が一礼して勝負審判を担当する親方の前で片手で仕切って勝負審判に一礼して土俵に上がるのが仕来りですが、私は全ての出場力士の所作を目を配り、誰が横着者で礼知らずかと一人一人犯罪者の挙動を見るようにチェックしていると横柄な対応を行っている者が必ず一人は居るのですね。 其れも古参力士か大関の上位者が該当しており、人間が出来ている古参力士でも土俵に敬意を払っているのに其れ以下の年少の大関が土俵際で頭を少し下げずにペコっと下げたか下げていないかの所作を行ない、勝負審判の前で片手を少しかざして一礼もせずに目礼をあたかも行うような所作を行って土俵に上がる姿勢を垣間見ると「情けない」と思いで見守った。 毎日行われる土俵入りに儀式は、個々の力士の人間性が如実の出てくるので其処を見逃して力士を語るのは好角家としては、力士の事を語る事は幅かれるほど上辺だけ見てると言われても仕方ないと思います。 一所懸命に力士生命を全うして土俵を去る時にどれだけの称賛と惜しみない拍手を受けるかは、其の力士の愚直な人間性が称えられる瞬間でして、態度の悪い者は私生活にも相撲観が現れて晩節を汚す者も多く見受けられ、一緒に現役で相撲を取っていた同輩者に見向きされなく為り、孤立する者も居り、寂しい人生の退場を余儀なくされる事も見てきており、如何に相撲人生を真摯に向き合うかが大切で有るか思い知るでしょう。