近畿ブラ歩き

近畿の名刹、名所、催しを見聞するブログ

結びの一番後の弓取り式

今日九日目の結びの一番終え、最後を締める弓取り式を久しぶりにジッと眺めていると、結構な年回りの力士が式を演じており、どう見ても五十路に入るか入らないかの年に見えて驚きました。 一部始終垣間見ると、各所作が非常に綺麗で弓捌きからシコの足上げから踏みしめるまでの所作が非常にバエて非常に美しい。 弓取り式は、最後の結びの一番の勝者を讃える勝利の舞でして、モンゴル相撲ではお馴染みの式(舞)でして、其の演技が日本の大相撲にも在る事が誇りに思います。 四股を踏むことは、大地の邪気を祓う行為でして、地鎮式に行われるのは縁起が良く、其の所作が祇園祭の四条綾傘鉾の棒振り踊りにも同じ所作で舞われて初めて観た時は非常に驚きました。 この古い伝統を廃れさせずに長く受け継いで欲しい物だと思いますね。