近畿ブラ歩き

近畿の名刹、名所、催しを見聞するブログ

午前十時の映画祭13 グループA 「地球防衛軍」

数年前からパンフレットを手に取って気にしていましたが、今回初めて鑑賞の為に映画館が在るJR大阪駅に聳え立つ商業施設グランフロントノースゲート11階まで移動して映画館が在る場所まで辿り着きました。 数年間は、一体場所が何処にあるのか懸念に思ってましたが、常日頃自分が何時も阪急梅田駅に向かう途中にインフォメーションの上にあるエスカレーターが在る場所を通って居た事に全然気付いておらず、つい最近気に成って調べたら灯台下暗しで、「何だ、何時も通って居て迂闊だった」と悔いた。 此処2年間、特撮映画は年末年始に上映予定されていたが、今回お盆の期間に上映が変更され、鑑賞するのに自分の一番動きやすい時期に合わせて観れるのが好機と捉えて早い時間帯に家を出て電車を乗り継いで上映30分前にチケット購入機の前に行き、自分の年齢で割引出来る情報を入力し、時間待ちを利用してアイスドリンクで喉を潤して時間調整しました。 上映時間10分前に入館アナウンスが為され、予約した席に付いて座ると、鑑賞する観客の年齢層を確認してみると、自分と同世代の者と更に10歳位年上の男性陣の姿が多く見受けられたが、若い年齢層も見受けられ、大学生若しくは若いサラリーマン層と30歳代子連れの客も見受けられて少し驚きましたね。 上演時間が来るとオープニングに行き成り、「地球防衛軍マーチ」の最初の触りが流れてキャスティングの紹介が画面に流れ、主演俳優及び脇役にチョイ役の常連俳優の名前知って居る名前が確認され、映画がスタートした。 時代背景は、昭和30年初頭の時代背景が描かれ、丁度お盆の時期の昔懐かしの櫓を取り囲んで盆踊りを踊っている所から映画が始まり、突如不自然な山火事が発生して辺りは騒然となって物語がスタートする。 この時代に毅然としたサイエンスフィクションを堂々と映画化して具現化して観客を度肝抜くアクションやら演技が画面いっぱいに上映されて居るのでレベルの高い映画だと断定出来ますね。 監督は本多猪四朗、特撮監督は圓谷英二、音楽担当は伊福部昭の特撮映画を世に知らしめたトリオです。 緻密な演技を役者に要求し、細い心理模様をマンツーマンで演技指導を行っているので特撮画面と合体してシーンでは何ら違和感なく自然に受け入れられる秀逸な映画となっており、時代が50年60年経っても全然色褪せる事無く受け入れらる作品です。