参拝を終えると、入ってきた道を反対側の表参道へ出る楼門から退出しようとしたら、此の時期1月8日に至っても楼門前に特設テントが設営されて居るので驚愕と喜びを感じて其方へ向かいました。
楼門の真下辺りから毎年正月期間中に、此のテントが設営されている光景を覗う事が出来、8日まで在った事が驚きと嬉しさが込み上げました。
白い特設テント前まで下がって、世界文化遺産下鴨神社の楼門と門を中を覗う様にして舞殿をデジカメを拡大撮影を施して、舞殿に正面階段前に立てかけられた大絵馬を撮影しました。
もう一度特設テントに目を遣り、再び楼門を振り返りました。
特設テントに間隔を開けて、黄緑の幟が立てかけられており、幟には厄除甘酒と黄緑の生地に白字に描かれて居ます。
楼門寄りに甘酒を調理している場所に、此の札を懸けて居ました。
撤饌米謹製と付け加えて記されて居り、意味は神前にお供えした供物(此の場合はお米)をお下がりさせて、其の材料のお米に感謝を込めて甘酒として参拝者に厄除けとして与える。と言う意味合いです。
お盆に割り箸の片方を一本載せて運ばれいるのですが、麹仕立ての甘酒を掻き混ぜる為に割り箸の片方を載せてきているのです。
此の甘酒を一口啜ると、お客に出す前に事前に擦り卸した生姜汁を垂らして居るので口中は生姜汁の芳香が鼻腔に心地よい香りが楽しめます。
毎年年始の参詣時に、毎回立ち寄って冷えた体を温めて此の一杯を楽しんでいます。