駅の改札を潜る前に構内の地域マップを確認したが曖昧の内容で取り留めがなく、一旦改札を潜って券売機辺りを探していると大凡の地域を記した地図を見つけ、駅を少し出た所に目的地の距離案内を掲げたプレートを一瞥して矢印を示す順路を歩き、やっと探し当てました。
ご本尊が、弁財天だったので老後？否終活に入ってきているので最低限の暮らしが出来るようにと祈願しました。
お参りが済んで、参拝した証に御朱印を記帳して貰おうと寺務所へ向かい、窓越しに人が見当たらないので「御用のある方はベルを押して読んでください」と但し書きが有ったのでベルを押して暫く待ちました。
奥から此方の住職らしき御仁が参り、「度の様な御用ですか？」と宣うのですよ！
「御朱印を拝受したいのですが」と質すと、「一体、何処に目を付けているんだ」といきなり剣呑な物言いをし、「其処に書いてあるだろう」と来た。
四方や護摩木の申し込みの受付に、クリアケースに書置きの御朱印が置かれて居るとは常識的に思いも拠らず、其処で亦一言言い募るのです。
「他所とは違い事をしているんや。」と言い放ち、言いたい放題速射砲の様に叩き込んでくるので言いたいことも言えず腹の中で断腸の思いで怒りを堪えているのに、もう一言いってくるのですね。
「一体、何処から来たんや！」とぶっきらぼうに言ってくるので「大阪堺きら来たんや」と言い返し、「今日は、どう言う日か解っているか？」と亦無礼極まる言い回しで叩き込んでくるので聞き流していると、「今日は、暗に弁天さんの仏事の日なので、あんた所の大阪や堺から沢山参りに来るんや」と宣うのです。
此方の腹の中で「此の売僧、何抜かして居るんや！一体、何処に参拝者が居るんやと言う目つきで睨み返して遣った」。
堺から来たから、此のクソ坊主が、伏見は太閤さんが居って利休も居たんやと言い張るのです。
オマケに「伏見と堺は親戚や！」と理由の解らない事を言い出して此方も言い返す気力も削がれて無口に為った。
向こうも言いすぎたと思っか、ご機嫌取りで伏見の名所マップ等２部手渡し、余り此方も胸糞悪いが、貰ったので有難うと一言って長建寺を後にした。
此方が、このお寺でケチの付いた御朱印です。
御朱印には何の罪もないが、この寺のクソ売僧の御蔭でいきなり早々に暗雲が垂れ込むような旅の出だしにケチを付けられる不運に見舞われ、頭から冷水をぶっかけられて思いも拠らなんだ。
この地は、向こうからお金が歩いてくる様な感じで観光客を迎えているんだなと強くこの寺で印象付けられた。
次回の投稿は、お寺から直ぐに水路が見えており、この時期ならでは花が荒んだ心を和ませてくれた。
水路の様子を２回に分けて投稿します。
