皆さん、零れ梅と言う物をご存知ですか?
何年か前から、その商品を気にも留めず唯ぼんやりと遣り過して居まして、此の日はハタと閃くように目聡く見付けました。
何故かと申しますと、つい最近或る雑誌で「みおつくし料理帳」が映画版のリメイクで世に出ると読み、又この主役女優松本穂香が大阪府堺市出身だと言う事も頭の片隅に有り思い出しました。
「みおつくし料理帳」の原作者は、高田郁と言う女流作家でして度々NHKで取り上げられて作品に成って居り、其の前は朝日放送で主役を北川景子が演じ、NHKは黒木華が演じています。
其の作品の中で話の展開で、吉原の太夫が澪の幼馴染野江で在る事が判り、何回か再開していると昔語りで幼い時に口にしたみりん粕の味が懐かしいと言う一文が読者の胸を打ちよくブログで取り上げられ、昔の上方ではみりん粕の事を粋な言い方で零れ梅と呼んで重宝されて居ます。
私も此の作品を読んでおり、其の前の作品で「銀二貫」と言う上方大阪天満宮を舞台にした作品も上映化されており、今回も「みおつくし料理帳」が3回目の映像化と成ります。
毎年冬の時期は、同じ場所でオヤジが此の場所で露店を開いています。
露店で販売している光景です。
日本酒の搾り粕とは、少し形が異なり、日本酒の酒粕はプレスで圧縮されて見事に薄く板状に成っていますが、味醂粕は呉汁を絞ったおから状に成って居ます。
次回の投稿は、食べ歩きで露店で或物を買い求め、早速齧り付いた記事を投稿します。