泉涌寺へ伺ったら、必ず此方へお参りに行く事を予定でしたので願ったり叶ったりで早速参詣に参りました。
此方の今熊野観音は、西国巡礼と洛陽三十三観音巡礼の札所を兼ねており、お参り出来たら一挙両得の有難い札所です。
此の赤い橋を超えたら、外界と閉ざされて聖地に入るように暗示された光景ですね。
此の表号を伺いますと、表向きは西国巡礼第十五番札所のみの案内と成っていますが、此方は京都市内(洛陽)に在る観音霊場巡礼の札所十九番を兼ねています。
やっと入口辺りまで辿り着きました。
階段を上がると、お大師さまの立像が迎えてくれており、此の像にも子守りと言う役割を担って居ます。
此方が両霊場の聖地、観音様が安置されている大悲殿です。
ご本尊は、十一面観世音菩薩と申します。
もう一つの階段を仰ぎ見ると、ぼけ封じの観音さまも祀られておりまして、此方へもお参りし、焚かれた線香から濛々と上がる煙を手で掬い取る様にして掌で掻き分けて頭へ摩るようにして頭頂をなぞりました。
此方3枚の映像は、西国巡礼の御朱印です。