近畿ブラ歩き

近畿の名刹、名所、催しを見聞するブログ

大祓(おおはらえ)

昨日は、夏越しの大祓)と呼ばれた民間で行われた1年の前半の穢を浄化する儀式が倭の国と呼ばれた頃から行われており、民間なので日本の各地に坐す国津神が主催する儀式でも有ります。 後半の大祓が行われるのが、朝廷主催(帝の名のもとに行われる)で行われる年越しの大祓でして、天神(伊邪那岐命)が嘗ての伴侶である伊邪那美命恋しくて黄泉平坂を降りて会いに行った挙句、見ては成らない在られのない姿を見られた伊邪那美命が怒って伊邪那美命を黄泉口まで追い掛け回し、捕まる寸前で地上に逃げ切った時に体に纏わり付いた穢を祓った時に行われた事が起源とする大祓が1年の積もり積もった穢を行わ儀式を天神(天照大神)末裔に当る天皇が主催する年越しの大祓で有ります。 天皇主催なので人目に付かず、宮中祭祀として現在まで連綿として行われて居ます。