近畿ブラ歩き

近畿の名刹、名所、催しを見聞するブログ

梅も桜も満開だぁ?

先月の初天神の日は、京都中は1日中降雪でして、嵐電を下車して北野天満宮へ初参詣に赴きました。 足元は歩道はアイスバーン、道路はぐちゃぐちゃで危なねぇと思いながら歩き、鳥居と門を潜ると拝殿までに向かう途中、梅が全て蕾を付けており一輪二輪も花が開くの様子で満開は程遠い状況でしたが、今は何処も畏も梅が見頃だと謳って観光誘致に一所懸命です。 スーパーでは、梅だ桜だと言って、売り場の或る一角で関連商品を並べて祭りと称して商売に励んでいます。 大型ショッピングセンターのイオンでは、売場の目立つ一角で、お酒や菓子、梅商品を並べて販売しており、お菓子売場の近くでは今度は桜にちなんでお菓子や桜茶等を並べて売られて居ました。(笑) 梅は今が見頃ですが、桜は開花までは程遠く、開花までには後1月以上も時間を要します。 花を付けさす為に、農家さんは、秋口当たりから花も葉も落ちた頃を見計らって、枝の伸び具合を予想して剪定作業に明け暮れる忙しい時期を迎え、やっと開花に至ります。 其の事を皮肉って或る言い回しが有る事をご存知ですか? 「桜切って、梅切らぬバカ」と言う無知が行った作業工程です。(笑) 特に桜の剪定は、枝を切りすぎると花は付けず、梅は逆に余計な枝を落とさなければ良い花と実を成さない例えを言い回した格言なのです。 知ると知らぬとでは、花の愛で方が違ってきますのですね。(笑)