近畿ブラ歩き

近畿の名刹、名所、催しを見聞するブログ

令和3年7月18日太秦徘徊 桂川の光景と夏の風物詩鮎の友釣り

松尾大社駅の改札を潜ると、すぐ右に曲がった所にコンビニのファミマが在り、其の場所は土手(堤防)の直ぐ傍に在って此処が土手で有ると解らず、対岸を伺って初めて認識出来る場所で、土手の向こうには1級河川の桂川が流れており橋が見えて居ます。

 

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駅構内から対岸へ向かう車道が見えており、忙しく車両が行き交います。

 

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土手から眺める風景は、橋を渡って京都市営バス松尾大社の方向へ走行している。

 

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此方が駅側の土手(堤防)でして、対岸は土砂が積載して物凄い広く広がり、野球など球技が出来る程整理されて居ます。

唯、この場所からは全貌が一瞥する事が出来ないので橋を渡って橋の真ん中から景観を眺めようと移動しました。

 

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数日前、近畿一円が物凄い大雨に晒され川が一時水かさが上がった模様で、今でも何処でも目にする恐ろしい光景と化していますが、2,3日経てば何も起きて居なかった様な穏やかな光景として目に映っていますが、大雨が降った翌日は物凄かったと思います。

京都は大型河川で土地が形成されており、昔から大河の氾濫で被害が頻発しており、時の帝も「賽の目と北嶺の山法師と鴨川の流れは、ちん(帝の一人称で言う尊称)でも止める事が出来ない」悩み事の一つとして逸話に残っています。

 

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橋の欄干から上流と下流の流れを流れを一望していると、下流を再度見回すと駅側の橋の下に竿を持って糸を手繰り寄せている人影を見咎め、人間年数を重ねていると何をしているか一目瞭然でズバリ鮎の友釣りをして楽しんでいるですね。

対岸も2人足腰まで浸かりながら長い竿を流れに逆らって少しずつ竿先をずらしながら当たりを確かめて居る最中です。

糸の先は錨みたいな針がと囮の鮎に差し込む針と鼻冠と呼ばれる物で鮎の鼻に取り付け動きを操縦する役割を即す仕掛けに成って居り、鮎の習性を熟知した釣り方でオトリ鮎に食ついて攻撃する時に体が寄せたタイミングで在の恐ろしい錨の様な3本鉤で引っ掛けると言う技法で釣り上げて行くのです。

だから友釣りにはオトリ鮎が数匹どうしても調達できなかったたら釣りは始まりません。(笑)

次回は、橋を渡って数百m歩いて或る神社の参道まで足を運んだ時の光景を投稿します。