此の日は、朝ゆっくりと家を出て地元南海電鉄から大阪メトロ、阪急と乗り換え、途中阪急総持寺駅で下車しました。
此の日の目的は、西国観音巡礼三十三箇所札所巡りで総持寺を最初に定めて参りました。
総持寺は、Yahooブログで知り合ったモモタロウさんの地元でして、年に数十回とお参りに行く程地元に密着したお寺さんです。
駅の改札を潜ろうとした時に、駅構内で少しトラブルが生じ、其処で数分間の時間ロスをしました。
そのトラブルと言うのは、私の少し前を歩いていた女子大生くらいに見える若い女性が行き成り倒れ、何も判らずに体を起こす訳に行かないので、急いで駅改札の駅員に救急車を呼ぶように要請し、後は全て駅に託して後にしました。
そうこうしている内に、地図を片手に右も左も判らない土地を歩くの本当に不安で、右往左往しながらヤット門まで辿り着きました。
此方のお堂は、額に弘法と認められており、文字通り真言宗開祖空海の諡号で揮毫されており、空海が修験道場を開いた高野山の流れを汲む高野山真言宗の一派です。
空海の縁が在る地を辿って、生まれ育った讃岐国多度津が現在の善通寺として真言宗十八本山として今も信仰の対象となり、地縁が在る場所の殆どは本山と称して各々の真言宗を教えを広めて居る。
此方は、空海が特に重きを置いた場所の一箇所で、後のもう一つは政治活動の場として朝廷に近付いて政治の活動を行った東寺が本山として本日に至る隆盛を誇っています。
此処が、総持寺の本堂でして、山号は補陀落山 寺号は総持寺と柱に鑑札が掲げられて居ます。
御本尊は、釈迦如来を祀られて居ますが、観音霊場札所の一箇所に数えられていますので本尊として千手観音が表の顔として庶民に信仰されて居ます。
本来ならお参りをした後に御朱印を本堂で頂く事が出来ますが、お寺の諸事情に拠っては会館等で事務作業を一括して行う寺院も在り、此方も昔から起きた出来事を現在も引きずって寺領が段々縮小した事が原因で、札所寺院の割には規模が小さいが故に其方で御朱印を拝受する事と成りました。
本堂に中に在った像です。
此方の寺院に尽力した僧侶ですか?
此方の画像3枚は、総持寺の金堂に当たります。
祀られて居る本尊は、薬師瑠璃光如来です。
此方のお堂に祀られて居る仏様は、ぼけ封じ悲観音です。
此方のぼけ封じの観音様も、先日投稿した今熊野観音のぼけ封じ観音と同じく近畿ぼけ封じ十楽観音巡礼第一番札所と数えられ、私も知らず知らずの内に此処を含めて四箇所廻っている有様でした。
何処にも在る包丁塚ですが、大層に謂れが在る包丁塚だそうです?
此方が、総持寺の正門でして、一番最初に投稿したのが裏参道の裏門に当り、駅から此方へ来るまでに道に迷い、右往左往して来たので最後に此の門を潜って元来た駅まで辿り着きました。
門の上に扁額「補陀落山」と総持寺山号として掲げられて居ます。
最後に西国観音霊場御朱印帳に、札所の御朱印を拝受して戴きました。