近畿ブラ歩き

近畿の名刹、名所、催しを見聞するブログ

新年明けましておめでとうございます

私は、年末30・31」日、年明け早々元旦、2日と4日間4日連続出勤でして、此の職業に就いて居るとホント盆も正月も無い状況で1年を過ごす毎年です。 其れで元旦早々いきなり天災に見舞われる不幸が襲う一日と成りました。 石川県及び近隣のお住まいの皆様へ、お見舞い申し上げます。 元旦はめでたいめでたいと庶民は申していますが、幸せと隣り合わせで不幸が控えているとかの一休宗純禅師は短歌で歌われて居ます。 「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし 」と一休禅師は骸骨が付いた杖で歩き回り、下記の意「正月がくればめでたいという。よく考えてみればそれだけ死ぬ日が近づくのじゃ。死にたくないくせに正月をめでたいといい、死を嫌うくせに争いを止めぬ。人間とはなんと愚かなもの」和尚様のこの言葉がすべてを物語っています。 今回は、人が人と刀槍を交えて殺し合いを行ない虚しい辞柄で例えていますが、昨日の事は人間が天意には逆らえない虚無感がどうしても感じられて脱力感に見舞われますね。 先人の教えは、生活から来る人生訓を口伝で後世に残しており、本当に「天災は忘れた時にやって来る」と忘れずに胸にきざみこまなければ成りませんですね。