近畿ブラ歩き

近畿の名刹、名所、催しを見聞するブログ

熊だけは堪忍して

近頃のニュースで熊との遭遇で傷害・死亡事故が多発しているが、私も良く里山や山でのお寺・神社への参拝巡礼に出かけますが、其の行き先々で鳥獣に遭遇することが多く、一度肝を冷やす事に出会す体験しました。 そもそも何故、各地を趣味で歩き回るかと申しますと、今から15年前の年末に帰宅最中の労災事故に遭い、其れも年末も年末で病院に担ぎ込まれて年跨ぎで2ヶ月半入院する羽目に成り、暇潰しに通院客の待合室に数冊の雑誌が置かれており、其の1冊に目が止まり手にして見ると今まで経験した事がない世界観が紹介されており、退院後のリハビリがてらに京都の或る寺院に出かけたのが現在に至ります。 お寺や神社へ参拝拝観する所は、街中ばかりじゃなく、当然や山や麓に在る事が多く、道中歩いて山道を歩いていると色んな鳥獣に出会い気分を和ませてくれますが、時には人が多くいる場所で意外な鳥獣に出会す事が儘有り、非常に驚かせさせられます。 嵐山へ出向いた時は、阪急嵐山駅の改札を潜った途端、野猿が目の前をゆったりと驚きもせずに歩いて山へと向かい去っていた事や、京阪清水五条駅の改札を潜って地下道から出口を出て直ぐに信号待ちして居た時に真後ろから私の右側を走り去る物の気配がし、何が走り去ったのか認識出来ず、信号待ちしている前を走行しているタクシーが何かに衝突されて轟音を発して20mmまで或る物を引き摺り、引きずられた物を確認すると猪で有った。 アレだけの衝突で引きずられたので昇天していると思ったが、ムックリと起き上がり、また歩道に向かって土手を下りて川原の草むらに隠れ去った。 後にして思えば、あの鋭い牙が、私の大腿部に突き刺さって裂傷を負わされば、即病院に担ぎ込まれて最悪命の危険に晒されたと想像してみると背中に寒気が走りました。 偶に滋賀県に出向く時が有りますが、滋賀は山林が多く、里山と山の境界が判別つかない場所が多いのでツキノワグマに遭遇する可能性も有ると思うので音が鳴る物を携帯して出歩く事をしなければ成らないと思いますね。