近畿ブラ歩き

近畿の名刹、名所、催しを見聞するブログ

之ぞ天の配剤

今夜、藤井聡太は成るべくして名人挑戦者に成った。今季チャンスを逸すると来季は挑戦者に成れるかどうか判らない?成ったとしても今度は渡辺名人にも棋士としての意地を乾坤一擲で永世名人の座を掴みに来ることは明確で、嘗て羽生善治と初代永世竜王の座を争った血が湧き上がり、実力以上の物を出すと思う。 今年ならば、渡辺は4期目の防衛を目指す先が見えない道を歩く状況で明確な自信は無いと思います。 何で天の配剤かと申しますと、藤井聡太の師匠は、板谷四郎の弟子でして、其の亦師匠だ大名人の木村義雄十四世名人でして更に其の師匠が坂田三吉と闘争した関根金次郎十三世名人です。関根金次郎の弟子からも名人が誕生しており、棋界の太陽と呼ばれた中原誠十六世名人でして、今流行りの相掛かり戦法を駆使して隆盛を築いた第一人者です。 是れも何かの縁を感じ、大名人へのプロセスを大山康晴中原誠と同じ道を歩いており、今期名人挑戦者の成ったので騎虎之勢で名人位と棋王位渡辺明から奪い取って一挙に七冠王に躍り出る勢いを醸し出しており、その勢いでタイトル戦と優勝棋戦も幾つかダッシュする気配を醸し出して居ます。 明日の朝刊が楽しみですね。