結局、行って戻って猿が辻からグルッと1周廻る形で御所正面に当たる研礼門まで辿り着くと、心和む光景が目に飛び込んできた。(笑)
一羽のカラスが、砂利を敷き詰めた道にチョンチョンチョンと飛び跳ねて何か漁っている様な仕草で移動して往くのです。
正面を向くと先程、外人観光客カップルが背伸びして勅使門足る柵越し覗こうとガン見して居たが、何時の間にか居なく為っていた。
此方の建礼門は、5月に為ると毎年葵祭の出発点成り、斎宮代を乗せた御所車と護衛の行列が、一路下鴨神社・上賀茂神社を目指して斎王としての任務を全うする為に赴くのです。
次回の投稿は、ある歴史的事件の傍観者として見てきた一本の木を投稿します。