楼門前で甘酒をご所望と思いましたが、コロナ禍の影響下で蜜に為る仮説テントでの甘酒販売が辞退を受けて、急遽御朱印所に模様替えされて致し方ないので此方で御朱印を拝受して帰路に着こうと思い、前を伺うと晴れ着の女性たちが集まる一箇所に目が行きました。
御蔭通り、鴨川、出町柳駅方面から表参道を歩いて参拝に来られて行き交う人々と入れ違いに退出しようと周りを一瞥すると前方に人が集って居ます。
真向かいを見ると、おみくじを引いている女性参拝客が少なからず居ますね。
大凡、何で集っているか解りました。
どんど焼き並に炊いた焚き火で、冷えた体を温めて居る様です。
此の大焚き火を行える神社は、京都では上賀茂神社と此処下鴨神社を於いて出来ないかも知れません。
焚き火に使う巨木を薪にする事が出来るのは広大な敷地を要する上賀茂と下鴨神社のみで
山手では焚き火は御法度で、もし間違ったら山火事に繋がる恐れが有るので愚は犯されないでしょう。
焚き火の周りに神社関係者が警備に付き添い、其の周りを綺麗和装に身を包んだ若い女性や普段着を着込んだ女性達が暖を取る為に多く寄り添って居ます。
昔に比べたら和装に身を包んで初詣に出掛ける光景は見る機会が少なくなり、普段着や若者ファションで着込んでくる男女の姿が沢山見受けられます。
一路、出町柳駅まで歩を進め、鴨川沿いの地下駅構内へ降りようとすると珍しい光景に出食わした時の映像を投稿します。