近畿ブラ歩き

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令和2年7月2日洛西巡礼 松尾大社名残の山吹

参道から二つの鳥居を潜り、最後の楼門を潜ると石橋が在り、其処から眺める景観は、或る時期になると其れだけを目当てに大勢の人が押し寄せて来ます。

今は時期外れで其れを眺めて居ると、寂寥の感がします。

 

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楼門を超えて石橋に差し掛かった時の川の景観ですが、川を挟むように両側に植えられているのは山吹です。

 

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数本に1本の株から何やら黄色い物が、チラホラと見えていますがデジカメのレンズを拡大すると黄色い花一輪だけ付けているでは有りませんか?

此処を訪れる時、真っ先に思った事は此の山吹の事でして、流石に此の時期に花を付けているのか可笑しいだろうと思っていましたが、驚いた事に花一輪だけ残っていた事に驚嘆しました。

Yahooブログを運営していた時に何度か松尾大社の記事を投稿していて、満開に花を咲かせた山吹の景観を紹介しましたが、今は手元に過去の映像資料が消去してしまって在りませんので映像媒体から満開時の山吹の景観映像をお借りして代わりに投稿致します。

 

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投稿媒体の画面からの情報に撚りますと、両岸に植えられた山吹の総数は3000株植えられていると言う事で、参拝者の目を和ませる努力をされているか伝わって来ますね。

私が訪れた時も5月の最盛期、第二若しくは第三日曜日で在ったか定かに覚えて居ませんが、ブロ友情報で松尾大社神幸祭が執り行わると教えて戴き、行きは阪急嵐山線松尾大社駅を下車して同じ方角を目指している観光客の動向を伺うと、肩にカメラを支える三脚を掛けて歩いている姿を目にし、境内の中に入ると山吹と境内に置かれた数体の神輿の両方を撮影する者も居り、私は先に黄金に色付いた山吹を愛で、其のあとは神輿を担いで船渡の儀式に臨む氏子連の勇姿を一観客として傍観して居ました。

名残を惜しむかの様に後にし、境内の中を見渡して本殿に拝礼を臨んだ時の映像を次回は投稿致します。