武庫川駅から再度乗車し、2駅目の出屋敷駅で下車し、目的地貴布祢神社まで歩いて移動しました。
歩く事10分少々県道沿いを歩き、道沿いに神社の案内が目に付いたので安堵。
県道沿いに此の様にして神社案内が為されて居ました。
何と物騒場所に神社が鎮座していましたが、県道と阪神高速が出来たのは、神社が創建された遥か後なので、逆に神さんから云わしたら「お前らが煩いんや!」と逆ギレで叱られそうですね(´ω`*)。
鳥居右横に神社の社表号が建って居る事に気付き、字面を見ると或事と其れに対する疑問が浮かびました。
此処で、此の事に気付かれた方は、物凄く歴史に見識の有る方だと私は尊敬の念を持ちますよ!
神社の中を入ると手水舎が目に入り、近寄って観ました。
何とまぁ、カラスが手水池に入って行水行なから手水池に水を張らないと断って居ます。
ご利用の方は、自分で蛇口を捻って利用して下さい。と断りを入れています。
此方の神社まだ良心的で、質の悪い地域に在る神社は、二度と使用できない様に鉄線でグルグル巻きにして蛇口を捻れ無い様にしている神社も在ります。
拝殿に近付くと、既に先客が居られ、此方のカップルは尼崎七福神巡りを為されて居る方たちで在りました。
更に近付いて、拝礼する為に祀られた神様の扁額を伺うと、中心に主祭神で在る貴布祢の神さんと左右両横に祀っている神さんは賀茂氏の祭神(上賀茂・下鴨)でした。
三つの扁額を観て其処で抱いていた疑問は、確信に変わりました。
真ん中の額が、主祭神の貴布祢さんです。
右側の額を撮影しましたが手ぶれが生じましたが、賀茂別雷神と変額に揮毫されているのが上加茂神社の別称です。
左側は、下鴨神社の別称です。
参拝を終えて社務所に向かうと、出迎えて頂いたのは神社の家人(老齢の女性)で、神社の興りと謂れを質すと、面白い回答を寄せられて納得しました。
西宮の津に船を乗られてお越しに成られた神さんが、当分の間此方で落ち着くまで留まり、落ち着くと今在る京都北部の鞍馬山横に在る地で落ち着いて鎮座されたと説明されました。
伊勢神宮と同じ経緯を辿って今在る場所に落ち着いたと言う話と似通って居ますね。