近畿ブラ歩き

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アニメ黎明期の制作苦労


鉄人28号 op

表題は、日本の国産アニメが世に出たのが今から57年前の昭和38年1月1日手塚プロ制作「鉄腕アトム」が最初ですが、アニメ制作には莫大な制作費用を要するのでおいそれと個人や零細企業簡単に「遣りま~す」と手を挙げて行える物では無かったのです。

其れを可能にしたのが、漫画家手塚治虫が経費を削減する為に自身の原画を原作にあれこれとアイディアを発案してテレビ放映にこじつけたのが有名な話ですが、自身で経費を削ぎ落として出来る事まで遣る事は可能ですが、其れでも資金が足りないのスポンサーを募って資金援助を申し出るのです。

手塚が、鉄腕アトムでスポンサーに取り付けたのが明治製菓だった私は記憶していますが、1話放映中で直接音声でスポンサー名を放映していたとは覚えが無いと思いますが、虫プロ以外のアニメを手掛けた企業は同じく資金ショートの為、スポンサーを募って制作をスタートを行い放映に至っています。

当時3歳私は、テレビにしがみついてアニメを一所懸命観て居たので其の頃の記憶が欠如していたが、久しく見なかったアニメを尋ねると驚く事に今では倫理面では御法度で独占禁止法と言う法律に触れる違反が頻繁に横行する事が其の当時当たり前の様に看過されて居ました。

其の事例をYouTubeで検索してきたので観て下さい。

 

操作の違いで冒頭に貼り付ける事に成りましたが、OPでは出だしで企業名が歌われており、最後にはスポンサー目を羅列して紹介していました。

モノクロ作品「鉄人28号」のスポンサーは、江崎グリコグリコ乳業がスポンサーとして名乗りあげていますが、企業本体とグループ企業が一対で名前を上がっていますが世間の常識ではグリコなので一社単独と看做す事が妥当でしょう。

次回の投稿では、最低最悪の事例を取り上げて投稿致します。